ひざ程度の深さの流速のある場所で、石の表面等についた小昆虫や砂、異物を採捕するためのネットです。
環境庁などの調査指定品の条件を下記に明示します。
<河川水辺の国勢調査マニュアル河川版(生物調査編)>の内容を抜粋し、さらに詳細を書いています。
・ネット部の前面に、25㎝x25㎝、30㎝x30㎝、50㎝x50㎝のコドラートを付きを製作。
・回収ネット部は、調査の目的に合ったオープニング(目開き)のネットが必要。
・通常の販売タイプには、は500μ、300μ、200μを使用。
・別途、正方形のコドラートがあって、それを利用すれば、川下側にベントスハンドサーバーネットを利用して採捕してもかまわない。
・コドラート部単体は、安価な価格でHOGAで販売。
・コドラート付きサーバーネットを水中で使用する際は、流されないようにコドラート部をペグで固定する。
≪製品について≫
河川、水辺の調査用として、多くお買い求めいただいております。
25㎝と30㎝タイプには目合い0.3mm (300μ)、0.5mm(500μ)があります。
50㎝タイプは、目合い0.2mm(200μ)、0.3㎜(300μ)、0.5㎜(500μ)タイプを製作(2020)
・200μタイプは、鮎などの流下稚魚の採捕やマイクロプラスチックの基礎調査に利用できます。
※鮎などの流下稚魚の採捕やマイクロプラスチック調査用は、『二重枠タイプ』を別途製作可能。
詳しくはお尋ねください。
≪メッシュサイズについて≫
メッシュ生地は、産業用途でこしらえられ、ステンレス製などの金属性網も存在しています。縦横の糸で格子が作られています。さらに糸ずれを起こさないように樹脂かけ加工までがされています。
例えば、目合い0.3mm (300μ)、0.5mm(500μ)という言葉は、格子状の糸と糸の隙間・目開きがどれだけかを表しています。
通常、目開き(オープニング)と呼び、200μの場合200μかそれ以上の大きさは通りません。
200μ以下の粉状のものしか通らないことになります。200μの生地の上に200μの粉がある場合、メッシュが塞がれて、さらに微細な物も出にくくなると考えられます。
ご承知おきください。
☆HOGAのサーバーネットに使用するメッシュ生地は、樹脂が使用され糸ずれが全くありません。
・サーバーネットの金属部の製作と縫製は、信頼の日本仕上げ!
・超頑丈。ていねいな仕上げで、縫い目が切れたということもありません。
・旧タイプも約25年以上、張り替えのご依頼がありません。
・ナイロン特殊メッシュのため、「火」にはご注意ください!
・補修が必要な場合、補修用の端切れを安価に郵送。修理方法をお教えします。
※目合い0.3mm(300μ)のサーバーネットを使うと、同じ種でも目合い0.5mm(500μ)での採取数よりも格段に多かったり、異なった種までも発見されています。そのため、現在では環境調査会社様や大学の先生方も0.3mmメッシュ(300μ)をご利用になるケースが増えてきています。
※50cm角は論文上の比較もしやすいので、一般型25cm角の4倍としてご利用いただいています。
※長期間水中に設置するためのペグも、別途製作販売しています。
≪注意≫
※流されては困るときには、コドラート部の枠の前面にペグや丸カンをを打ちます。これでたいていは十分でしょう。
さらに心配な方は、針金、被覆電線、ロープなどで固定してください。
≪補修≫
タモ網やサーバーネット、ベントスハンドサーバーネットに穴が空いた時や破れた時は、小さめの穴のうちに木綿糸でその場所をかがってください。網生地を無理に引っ張らず、穴より大きめの×をつけるかのように木綿糸で何度もかがっていきます。穴が見えなくなったら、アロンアルファを浸み込ませて固めて補修完了です。
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